今日は仏具の修理をしていました。前卓(まえじょく)というもので、上には三具足を飾り、打敷もかけます。お客様がお掃除をすると、つい金箔を拭き、剥がれてしまうので気をつけたいところでございます。黒い所が金が剥がれている所です。
このように金の剥がれている所には金箔を貼り、元通りに補修していきます。綺麗になった前卓を想像しながら作業を終えると、にんまり口元がゆるみます(´∀`)
限らっれた時間の中、一つひとつ仕上げていきます。
頭部の螺髪(らほつ)の部分も色が剥げているので直します。
色が鮮やかで綺麗になりました。